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お知らせ ブログ 施工実績
施工実績*室蘭市立みなと小学校が開校します
室蘭の小中学校の統廃合が数年前からおこなわれています。
そのひとつ、室蘭の西側に位置する「みなと小学校」がこのたび開校します。
沢山の業者さんが建築に関わり、その中でもわたしたち内池建設は最大の工区を任されまして
なんと16か月をかけて竣工しました。昨年の内覧会の様子を少しだけ紹介いたします。
今の校舎の充実度に驚嘆します。
<外観>
ちなみに建設中はこんな感じでした。
場所は、室蘭市港南町にあった「港南中学校」の跡地。
見学当時はまだ港南中学校の正門だけが残っていました。
中に入るとこんな感じです。"新校舎"って良いですね。
校舎棟は基本、ぐるっと回る形の3階建てです。
早速、各教室を見て回りました。
えー、すごい!扉のいろ。みなと小学校だけにブルー。実際天気良い日は外はこんな色してますよね。
撮影したのは午後いちくらいの時間帯で光が沢山入ってますね。勉強しても良し。昼寝しても良し。
今の教室は綺麗ですよね。良い思い出しか出来そうにないですよ、これは。
そして細かなところが昔と違う事にも気づきます。
なんと黒板がRに! 見えやすいように配慮ですね。
教室を見るだけで今の学校の充実度が分かります。
続いて、小学校といえば視聴覚室。色々なものを見たり聞いたりする場所なのでしょう。
ただ見学当時はこれ以上広がるものはなく。すぐ別の部屋を探索しました。
続いて、理科室。ここも分かり易いアイコンですね。
理科室だけは廊下から室内の様子をガラス棚越しに見ることができました。
そしてその向かい側に家庭科室が。ここも分かり易いアイコン・・・?
この具材で検索すると「鯖の焼きびたし」とクックパッドが教えてくれました。普通に初耳!
調理している先生の手元が見えるよう、天井に鏡があるんですね。これは緊張する。
そのほか、数多くの教室をそなえたみなと小学校。
音楽室も充実しています。これはもう小ホールではないかと。
五線の描いた黒板や、楽器収納や事前準備の部屋まで。
作曲家の肖像画が並んでいる なんていう空間は面影もありません。
夜になると目が動いている なんて話しは今の小学生には全く通じないのでしょう。
そして最後に放送室。
鍋島山とわずかに望む室蘭港を窓から眺めながら「それでは1曲どうぞ」とか、いいですね。
そのほかにも様々な教室があり時間内には見学しきれませんでした。
この廊下を見るだけでも子供たちがとりあえず走り回っている様子が目に浮かびますね。
きっと沢山の楽しい思い出と共に一生のお友達をつくることになるのでしょう。
陰ながら、建築というお仕事を通じてそのお手伝いが出来たことに感謝の気持ちと誇りを感じるところです。
元々、4つの小学校があった学区に段階的に統合されて出来たひとつの「みなと小学校」。
真新しくかわいい教室たちも実は1学年3クラスずつ。
それでも子供たちの元気いっぱいな姿で
活気のある室蘭みなと小学校になることを。
校長先生は蝶ネクタイなんですね。 今月、開校します。
次回は、時代を逆行して
2015年3月に閉校した「室蘭市立桜ヶ丘小学校」をレポートします。