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妄想不動産
くにひこ

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妄想不動産

登別の山奥に素敵な売地が1つあります。

場所は富岸町、旧TSUTAYA 現サンキを山の方向に曲がりひたすら直進します。

高速道路の下をも超えて少し不安がよぎる頃に出現する少し色あせた分譲地の看板。

気持ちを必要以上にほっとさせるエリアに

172坪の土地を販売価格500万円で販売しております。

 

「自然に囲まれた郊外の閑静な分譲地。」

「車の利用で、商店街まで3分、病院まで4分、JR幌別駅と登別市役所まで10分、

道央道登別室蘭インターチェンジまで5分-といった立地環境。」

「小川が流れる緑地帯と自然を生かした公園もあります。」

とは、販売当時の新聞記事からの抜粋。

 

こんな素晴らしいことだらけ土地が

2008年7月の発売から2019年11月現在の今も、絶賛販売中です。

気が付けば11年の歳月。この春入社した社員が小5くらいの時に売り始めた物件。

せめて干支がひと回りする前に売れてほしいような、ほしくないような。

2019JOHMON 土地紹介

ちなみに、この分譲地は全22区画あります。

そのうちおよそ 14区画が今も絶賛販売中のようなので、持ってるの1区画でよかったと私なら思うところです。

 

この分譲地の名称は「田園縄文の里」といいます。

“富岸川右岸遺跡という今から3500年前から4000年前に原始人が居住していた遺跡が近いから“ がその由来。

分譲地=(未来の都市、ニューファミリー)という常識を覆して「原始人」を持ってくるあたりは相当高度なテクニック。

「縄文」という名を伏せてお客様に提案し続けるのか、「縄文120%」で今までにない提案をするのか、勿論後者を選びます。

 

縄文時代といえば「竪穴式住居」

竪穴式住居を建売る創業以来、初の試みを妄想してみます。

立面_1

穴掘って部屋にして屋根をつけたら地下22.37坪、地上18.83坪 延床面積41.2坪と大きめのおうちが完成しました。

竪穴にすることで外壁材がコストダウンできそうです。

一方で残土処分や防水処理など余計な費用で高上りになりそう。でもちょっと待って。

ここでそんな現実的な事は考えてはいけません。窓すら描いていないのだから。

アプローチを放射状にしたら前方後円墳みたいな形になったのは偶然。前方後円墳は弥生時代です。

2019JOHMON 立面

縄文は今、流行りつつあります。

 

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産をめぐり、国の文化審議会は2019年7月30日、令和3(2021)年夏の登録を目指す候補として

「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産の予備登録を行いました。

近隣だと北海道伊達市の北黄金貝塚もその遺跡群のひとつ。

きっと2年後には縄文文化を求めて世界中から人が押し寄せることでしょう。

そして教科書で見たあの衣装と髪型が復活するであろう近い未来、

自宅や別荘だけでなく「人に貸す」という手段も。

千歳空港を降りたら白老(2020年4月開業のウポポイ)見学

→登別で温泉に入り→この竪穴式住居に宿泊→北黄金貝塚を経由して千歳空港へと戻る。

縄文ツアーも完成です。

くにひこ
著者:くにひこ

本コラムは、住まいづくりと不動産に関わるみなさんへお役立ち情報をできるだけわかりやすく更新しています。

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