NEWS
鉄の話
鉄の話④
鉄の話
3回目に続きコストのお話です。
前回、説明させていただきましたが
鉄骨は価格変動はすごいが実は今の相場は
41年前とそれほど変わらず
むしろ世間のインフレ率から言うと安いくらい!
という結論(持論で責任は取りません)でした。
・・・
これは材料の話
前回お話した通り
コストを決める最大の要素は
材料費と工数(人工×日数)
です!
・・・
そうなんです
当たり前ですが鉄骨が建つまでには
多くの人が関わるのです!
で気になるのは
人工と材料
その比率は?
ここは弊社最強の見積り集団を束ねている
M河さんに聞いてみました。
私:鉄骨造の人工と材料の割合を知りたいのですが
M:だいたい鉄骨材料相場の3倍くらいが見積りの金額になるから
材料は3~4割くらいでは?
私:そんな訳ないでしょ!どうみても材料の方が高いはず!
材料7割、下手したら9割が材料費でしょ!
M:そんな極端な訳ないです!
私:いやいや、どうみても材料費が高い
M:根拠あるんですか?
私:ない!情報発信としてそっちの方が好都合であり
その結論で情報発信したいから
M:そんな訳ないけどな~
私:ではMさんが9割材料費ですっと言ったと書きますね
M:いやいや待って
では忙しいけど計算してみます
・・・少々時間経過後
M:実物件で計算しましたが
私が言った通り、材料は3~4割でした
私:・・・
M:忙しいので、もういいですか
私:ありがとうございました
ということで
鉄骨造は決して高くない!
という結論で終わりたかった4回目
鉄骨材料がたとえそんなに価格変動していなくても
人件費の割合が大きい分、高くなってしまう。
コスト面では決して他の構造と比べて
優位性が高いという訳ではないという結論となりました。
・・・
ありがとうございました。