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妄想不動産
妄想不動産
先日、自社で保有している土地、地主さんから許可を得て扱っている土地情報をサイトにまとめていました。
https://www.housecreation.net/
どれも特徴があって思い入れがあるので、売れてほしい反面、巣立っていってしまう事を想うと、なぜか売れてほしくないという気持ちも芽生えるくらいお勧めの土地です。
密かに応援していたアーティストがついにメジャーデビューしてしまう時の複雑な心境に似ていると言えば似てるかも。。やっぱり似てないか。そもそも応援した経験なかったです。ついつい妄想で書いてしまいました。
ふと、ご紹介している土地がどれだけ素敵なのかを妄想込みで伝えたいと思いました。上手くいけば続けてみます。
名は"妄想不動産"です。
まずは今最も思い入れの強い、室蘭市絵鞆町にある「絶景の角地」について妄想を膨らませます。
室蘭港の入口、マリーナを見下ろす崖の上。この角地が奇跡的に売地となっています。奇跡の角地、奇跡の売地。
ここに妄想の建物を乗せ、有り余る魅力が伝わると良いなと思います。
まず敷地。
赤の線は敷地をあらわし約93坪。内側の青線は有効坪数。実際に使えるのは約50坪でした。
お庭に興味無ければ普通に大きな家と車二台を、青枠いっぱいに作れます。
青線がうまい具合に建ぺい率の境界線と思っても結構です。
赤と青がなぜ存在するかと言うと、こういう立地だからです。石垣部分も敷地に入っているので、平らな部分は青線ですよ、という事に。
ちなみに崖の上といっても敷地まで急な坂を登る訳でもありません。市道からのアプローチはいたって平ら。
しかも歩いて20歩、分じゃなくて、歩、で広い公園もあります。自宅に庭作る必要なし。納めた税金の一部を思う存分活用して賢く暮らせます。
この敷地を正面からみると、
崖上の角地、下から見上げるとこうなります。
敷地の端に立って首を振ると、右に白鳥大橋と工場群、正面は大黒島と海を往来する船、左には沈む夕日、これが一望。しかもこの先、遮るものは建たないであろう、立地です。
このままの景色を独り占め。毎日がひとり撮りフェスin絵鞆。
休みの日は暗いうちから早起きして、白→青→オレンジ→藍色へと変わる海を眺めながら、また一日歳をとったなと実感することも。
こんな場所におうちを建てたらずーっと景色を感じたいですよね。いったい私は外にいるのか中にいるのかも分からないくらいの。
もう外とか中とかどうでも良くなるようなプランを妄想しました。
二階建て、気持ちは木造。軸組工法。
上から見ると 扇型の半分。妄想R不動産。後半ロスタイムみたいな形です。
開放的な一階のトイレ。
衣食住すべてのシーンに風景を。
フロアの行き来には五輪を見据え登り棒とボルダリング。嫌なららせん階段に変えることも出来ます。
寝ても覚めても入浴中も風景が。でも崖の上です。下の道路から見上げてもほとんど見えないはず。
はるか対岸の工場煙突から望遠鏡でも使わない限り 、覗かれることのない室内は解放感とスリルが背中合わせ。
この景色をもつ売地が現在310万円で販売中です。
なお仕事柄これまでも、そしてこれからも決して設計することのない私が何も考えず描いたので細かな部分はスルーしてください。中盤から売地の魅力とも関係なくなっています。
延べ床面積:1階 52.02㎡ 2階 89.88㎡ (延床面積42.92坪) まあまあデカい。
次回は、登別市の「縄文の里」と名付けられた売地で竪穴式住居を妄想しようと思います。
再生ボタンで建物がぐるぐる回ります。